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警察の間違い

 地元の警察署が法律の規定を間違えて、使用する予定の選挙用自動車を不許可にしていたことが分かりました。8月2日に投開票が行なわれる仙台市議会議員選挙で、告示前日の23日に選挙カーの使用を事前申請したところ、仙台南警察署は重量超過を理由に不許可にしたとか。陣営はあわてて24日に2台目を申請したものの、これも不許可。結局、3台目を調達することになり、告示日から2日間は選挙カーを使えませんでした。

 しかし、1台目の車は以前に別の選挙で問題なく使えており、候補者の陣営が県選挙管理委員会に確認したところ、警察の判断が間違っていたことが判明。警察はあらためて使用許可を出し、陣営に謝罪しています。

 選挙をたびたび経験している者としては、万全の準備をして提出する書類や選挙カーなどにはミスがないか慎重に取り組んでいます。そんな中で警察が(県警刑事部捜査2課に相談までして)規定を間違えるとは、単純ミスでは済まされません。

 宮城県警は27日に改めて謝罪し、「選挙妨害の意図はなかった」と釈明。3台の選挙カーの費用を補償する方針です。訴えの機会を奪われた候補者にしてみれば、選挙の結果如何に関係なく、何んとも悔しい選挙運動になっていることでしょう。

by shouichiro_sato | 2015-07-28 21:29 | 事件・事故 | Comments(0)  

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