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秋田新幹線

 秋田新幹線こまち号の利用者が、1997年3月の開業から18年3ヶ月余のきょう、4000万人に達しました。

 秋田から奥羽本線を利用し、大曲でスイッチバック。田沢湖線経由で盛岡から東北新幹線に乗り入れる、変則的なミニ新幹線?ですが、開業後は秋田と仙台、首都圏を結ぶ幹線鉄路として、その役割を果たしています。沿線の角館や田沢湖の観光振興にも大きく貢献してきました。

 いうまでもなく、新幹線が延びていく地域は新たな発展を遂げています。東北新幹線は青森県まで延伸され、さらに来年3月には北海道・函館まで営業運転を開始。今春には長野新幹線が延伸されて、北陸新幹線として金沢まで開業しました。北海道と北陸の両新幹線とも、さらに延伸する計画で事業が進んでいますから、高速鉄道のネットワークはさらに充実してくることでしょう。

 ところで、新庄まで延伸されている山形新幹線では、同県の吉村美栄子知事が「山形新幹線の福島から山形までのフル規格化」を公約して再選され、今年1月に県庁内に検討チームを立ち上げました。秋田県でも、そもそもの計画であった奥羽新幹線の実現に向けて、行動する必要があります。

by shouichiro_sato | 2015-06-12 23:33 | 秋田県 | Comments(0)  

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