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TPP国会決議

 TPP国会決議の遵守を求める秋田県代表者集会が、きょうの午後に秋田市文化会館で開かれました。

TPP国会決議_f0081443_23102015.jpg  主催したのは県内JAなど22団体で組織する「食料・農業・環境を守る秋田県民会議」で、春の農繁期ながら農家の代表など約1000人が参加。

 TPP交渉は日米協議で、「コメの特別輸入枠の新設や牛肉・豚肉の大幅な関税引下げなどの譲歩案が検討されている」との報道もあり、集会ではコメなどの重要農産物5品目は除外または再協議するとの国会決議を遵守するよう、粘り強く運動を展開することを決議しました。

 集会では鈴木宣弘・東京大学大学院教授が、「危ぶまれるTPP 日米農産物協議の行方」のテーマで記念講演。TPPや規制改革、農業・農政改革の根っ子にあるのは「今だけ、金だけ、自分だけ」の人々の誘導に騙されてはいけないと強調し、現在行なわれている交渉は「踏みとどまった感を演出した猿芝居だ」と断定。

 ところで、鈴木教授は「以前はTPPに関するテレビ出演も多かったが、最近ではマスコミから声がかからない」とも話していました。テレビや新聞が政府の方針を批判する論調は採り上げず、言論に圧力?をかける風潮がでてきたとすれば、これまた危険なことです。

by shouichiro_sato | 2015-05-20 23:11 | 国政・時事 | Comments(0)  

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