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願人踊

 南秋田郡八郎潟町の県指定無形民俗文化財・願人踊(がんにんおどり)がきょう行なわれ、朝から見物してきました。

 「願人踊は伊勢、熊野信仰の普及のため、村回りの芸人となり日本各地に歌や踊りを広めた願人坊主が伝えた踊りで、祭典行事として踊られていたもの。さらに天明の頃に伊勢音頭の手踊りを組み入れて現在の踊りになった。明治に入ると歌舞伎・仮名手本忠臣蔵(五段目)を題材にした定九郎と与市兵衛によるユーモラスな寸劇が加えられた」

 朝9時に一日市神社で始まった願人踊は、町内を巡回して10時過ぎには八郎潟駅前の特設会場に。その後は午後5時頃まで、各家々で「門付け(門戸等に立って祝福)」を続けます。

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 (写真・一日市の商店街を移動しながら、店先で踊りを披露する願人踊の一行。)

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  (写真・八郎潟駅前の広場には多くの見物客が集まり大盛況。午前10時30分頃)

by shouichiro_sato | 2015-05-05 15:40 | 今日の出来事 | Comments(0)  

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