繁盛店づくり
2015年 01月 16日
橋本さんは商店街の活性化とは「繁盛店が軒を連ねている状態」だとした上で、繁盛店づくりをすることが避けて通れないプロセスと強調。自らの玩具店の特徴と改善内容を紹介しています。具体的には店舗の棚に新旧の商品がギッシリ入っている倉庫状態を改善し、アイテムの多さよりも「ほしい商品」で品揃えしたこと。ショウウインドウのポスターを全てははがし、ファサードを改善。挨拶や会話を重視し、一日の売り上げ目標を立てる・・・・等に取組んだとか。
結果、店舗内外からの見通しがよくなり、お客さんのニーズが把握しやすくなった。「来店客数が増加し、売り上げ増加につながった」と述べています。
商店街本来の姿である「買い物の場」として再生するには、自分の店だけではだめであり、繁盛店づくりの仲間を増やしているとして、商店街の一店一店が「お客様を呼べる店」になれば、来街者が一人でも、10店舗回遊できるとアドバイスしています。
シャッターの閉まっている店舗が目立つ湯沢市の中心商店街にとっては、示唆に富んだお話でした。
by shouichiro_sato | 2015-01-16 23:20 | 産業振興 | Comments(0)