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花火産業

 大仙市の大曲商工会議所(会頭・佐々木繁治さん)は、毎年8月に開催している全国花火競技大会「大曲の花火」に加え、春や秋などにも数万人規模の観客を集める大会を創設することを固めた----と、秋田魁新報が報じています。

 大仙市では市内各地で年中?、花火大会が開かれており、「花火暦」が発行されているほど、花火の盛んな地域。市や同会議所などでは「花火産業の街」として、工場の誘致や常設展示館などの構想を進めています。

 そうした中で、今年10月に行なわれた国民文化祭「大曲の花火」は、指定席が売り切れ、3万人もの観客が来場。花火の歴史を再現したり解説が付くなど、8月の大会とは違った趣向で大いに盛り上がりました。今後は3月に行なわれている「新作花火コレクション」や秋の「飯田5社競演花火大会」に加え、春の花見シーズンにも大会を開き、経済効果を高めたいとしています。

 一方、国民文化祭では翌日に開催された羽後町の「盆踊りフェステバル」を組み合わせた1泊2日のツアーが大人気。その夜は県南のホテルや宿が満杯になる状況でした。同町では10年程前から、この時期に全国の盆踊りを中心とした「踊り夜会」を行っており、一部の旅行社からは早速、「来年も是非、大曲の花火とタイアップしてほしい」という声が寄せられています。

by shouichiro_sato | 2014-11-28 23:46 | 産業振興 | Comments(0)  

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