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沖縄県知事選挙

 きのう投票が行われた沖縄県知事選挙は、前那覇市長の翁長雄志氏(64歳)が現職の仲井真弘多氏(75歳)らを大差で破り、当選しました。争点になっていた米軍普天間飛行場の移設問題で、名護市辺野古への「移設阻止」を主張した翁長氏を県民は支持しています。

 仲井真氏は自民党、次世代の党の推薦を受けて3選をめざしましたが、「辺野古移設が現実的」として埋め立て承認をしたことから、逆風が強まっていました。

 ところで、最近の知事選挙では自民党が苦戦しています。7月に行われた滋賀県では自民・公明両党の推薦候補が脱原発を掲げた民主系候補に破れ、8月の長野県では自前の候補者を立てずに現職を推薦。10月の福島県でも民主党などと相乗りして、新人を擁立しています。

 推薦候補が敗れると、与党からは必ず「国政に地方選挙は影響しない」という声が聞かれますが、地方の民意を軽視すると、国政の行方も分かりません。

by shouichiro_sato | 2014-11-17 23:05 | 国政・時事 | Comments(0)  

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