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全国学力テスト

 4月に行なわれた2014年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で秋田県は、小学6年の国語A・B、算数A・Bと中学3年の国語Aで、正答率が47都道府県中1位。中3の国語Bと数学A・Bが福井県に次ぐ2位になり、2007年の調査開始以来、7回連続で全国トップ級の成績でした。

 さらに、家庭で学校の授業の予習や復習をしている小・中学生の割合も、「家庭学習ノート」を取り入れている秋田県が全国トップ級で、中でも「復習をしている」と答えた割合は小6が63.8%(次は宮崎県の46.0%。全国平均は21.9%)、中3は47.4%(次は宮崎県の36.2%。全国平均は17.5%)で、断トツでした。

 一方、「学習塾(家庭教師を含む)に通っていない」と答えた本県の割合は小学生77.4%、中学生69.3%で、ともに全国最多。学校での学習が高い学力の維持に関わっていることも明らかになっています

 同調査は、国語と算数・数学それぞれで基礎知識を問うA問題と、知識の活用力を問うB問題のほか、学習環境や生活慣習を問うアンケートを行なっており、全国の小6と中3の全員が対象になっています。

 ところで、文部科学省は今年度から学校別の成績公表を認めたものの、県内25市町村教育委員会では、教育現場がむやみな競争に追い立てられる負の側面が懸念され「学校の序列化につながりかねない」として、非公開を決めています。・・・・・がしかし、各学校ごとに内容を分析し、児童生徒の学力を伸ばす努力は今後も必要です。

by shouichiro_sato | 2014-08-26 22:27 | 秋田県 | Comments(0)  

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