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不戦の誓い

 長崎に原子爆弾が投下されてから69年目となる9日、秋田県市町村長9条の会代表・千田謙蔵氏(元横手市長)を講師に招き、憲法9条を守る講演会が開かれました。千田氏は「若者を戦場に送らないために、不戦の誓い憲法9条を守らなければならない」と述べています。

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  (写真・資料を紹介しながら講演する千田氏。西馬音内盆踊り会館ホール) 

 千田氏は過去の出来事から戦争の不条理を説き、さらに「日本が太平洋戦争終結後、戦死者を一人も出さず、外国兵を一人も殺していないのは、世界中を見ても稀有だ。この素晴らしい事実こそ日本人は誇るべきだ」という作家・浅田次郎さんの随想を紹介。

 その上で、安倍政権が集団的自衛権に関する従来の政府見解を覆し、行使容認を閣議で決めたのは憲法違反だと強調しました。

 主催したのは「羽後町9条の会」(代表世話人・藤原要司さんら6人)で、会場いっぱいの100人を超える町民が参加。講演会終了後には「不戦の誓い『憲法9条』を守る要請決議」を満場一致で決定し、内閣総理大臣や衆参両院議長、各政党代表、県選出国会議員などに要請することにしました。

by shouichiro_sato | 2014-08-09 23:19 | 羽後町 | Comments(0)  

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