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バイオマス産業杜市

 きょうはバイオマス産業杜市を目指している、岡山県真庭市を訪問しました。

 県北部にある真庭市(人口48765人・7月1日現在)は、面積が828平方キロと県下最大で、全面積の約79%が森林。市内には素材生産会社が30数社、原木市場が3市場、製材所が約30社、林家戸数が4389戸(平成22年)ある、林業のまちです。

 平成13年度に策定した「木質資源活用産業クラスター構想」から、同18年3月には「真庭市バイオマス利活用計画」を策定。真庭市における木質系廃材や家畜排泄物、未利用木材などのバイオマス賦存量のうち、木質バイオマスからのエネルギー循環システムの確立に取組んできました。

 同市にある集成材最大手の銘建工業(中島浩一郎社長)や真庭市、木材事業協同組合、森林組合、など官民9団体では昨年2月、間伐材などの木質バイオマスを燃料とする発電会社を設立。出力は木質バイオマスで国内最大の1万キロワットで、来年4月の稼動をめざして発電所の建設工事が進んでいました。

 燃料には間伐材などの未利用材年9万トン、製材所から出る端材などの一般木材5万8千トンを集めるとのことです。

by shouichiro_sato | 2014-07-15 21:23 | 地方自治 | Comments(0)  

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