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STAPの存在否定

 STAP細胞の論文の著者の一人である若山照彦山梨学院教授は記者会見し、保存していた細胞を分析した結果、「すべてSTAP細胞の存在を否定するものになっている」と述べました。

 分析したのは理化学研究所(神戸)の小保方晴子研究ユニットリーダーが作製したとするSTAP細胞を培養し、冷凍保存していたもので、放射線医学研究所(千葉市)が遺伝子を詳しく解析して分かったとのこと。

 「STAP細胞の発見」という世界を駆け巡った大ニュースは、論文の内容に数々の問題が指摘され、ネイチャー誌にも取り下げを申し出る始末になっています。一緒に研究に当たった若山教授は実験データを記録したノートも確認していませんでした。

 成果を発表した理化学研究所も、同研究所の改革委員会から論文発表までの経緯が極めてずさんで、不正を誘発する構造的な欠陥があると指摘され、組織の解体を求められています。

 「STAP細胞」が存在しないとすれば、研究結果は捏造だったのでしょうか・・・?。

by shouichiro_sato | 2014-06-16 22:17 | 社会・話題 | Comments(0)  

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