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プロデュース力

 秋田市中通の「エリアなかいち」の商業施設を運営する「秋田まちづくり」は、取締役9人のうち社長を含む7人が退任し、秋田市役所OBら3人による新体制で経営に当たることになりました。

 オープンから2年も経たないというのに、食品売り場を構成していた店舗が撤退し、売り場面積の4割が空きスペース。現在は、秋田市が主体となってテナント誘致を進めています。

 新社長は「にぎわいとはイベントで集客することではない。自然と人が集まる場にする必要がある」と述べたとのこと。佐竹知事と穂積市長は「(前経営陣は)プロデュース力が足りない」と発言していましたが、新社長も「的を射たもの。同じ思いがある」と語ったとか。

 新体制には是非とも、起死回生の経営をして欲しいと期待しています。

 ただし、規模的にも内容的にも中途半端?な県立美術館と類似施設が多い市の交流館、それにマンションと福祉施設、商業施設の組み合わせが「にぎわい創出」につながるかといえば、はなはだ疑問です。「エリアなかいち」そのもののプロデュース力がどうなのか。県も市も、他人事ではありませんヨ。

by shouichiro_sato | 2014-06-05 22:24 | 産業振興 | Comments(0)  

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