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ツキノワグマ

 北秋田市にある阿仁熊牧場で、3月下旬の冬眠明けの時期に、26頭のツキノワグマが死んだ出来事は、老衰やオス同士の闘争で死んだと思われる7頭以外は原因が分からず、調査が続いています。

 同牧場では鹿角市八幡平の熊牧場から一昨年に移送された6頭のツキノワグマの内、オス4頭がその後に亡くなっており、冬眠前にいた72頭のうち3割以上のクマが死んでしまいました。

 今までこうした事例は無かっただけに、冬眠前のエサが変わった事による「栄養失調ではないが、栄養バランスが崩れたのではないか」との意見も出ています。事実、冬眠明けに糖類やカルシウムを与えたところ、回復したクマもいたとのこと・・・。

 一方、昨年末には八幡平から同牧場の新しい施設に19頭のヒグマが移送されており、(ヒグマ舎は別棟で離れているものの)「(鳴声や臭いが伝わり)ツキノワグマに何らかのストレスがあったのではないか」と心配する声も出ています。

 尚、阿仁熊牧場は26日から今季の営業を開始しますが、ヒグマ舎では施設整備の工事が続いており、オープニングセレモニーは7月19日の予定です。

by shouichiro_sato | 2014-04-22 22:32 | 社会・話題 | Comments(0)  

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