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JR北海道

 2011年5月に起きた特急列車の脱線火災事故、その後も続いた貨物列車の脱線事故など、JR北海道では事故とトラブルが多発しています。

 同社が公表した内部調査によると、現場の保線部署44の内7割を超える33部署で、レール検査数値の改ざんが確認されとか。20年前から改ざんがあったと話した人もおり、安全軽視の根深い体質が浮き彫りになりました。

 国土交通省はJR会社法に基づく監督命令と、「安全統括管理者」の解任命令を通知。「JR北海道では、輸送の安全と事業の適切かつ健全な運営が阻害されており、自助努力による改善は難しい」。太田昭宏国土交通大臣は怒気を含む声で行政処分の理由を説明したとのこと。

 ただし、経営陣の刷新については、「JR北海道の経営状況を考えれば、なり手はいない」とのことで、太田国交相は(現経営陣が続投して)改善命令や監督命令を全力で推進するのが望ましいと発言しています。即急に、会社の総力を挙げて施設や車輌の点検整備を実施し、万全の対策を講じてください。

 北海道に行くたびに利用していたJR北海道。なくてならない公共交通機関ですので、安全最優先でお願いいたします。

by shouichiro_sato | 2014-01-22 21:15 | 事件・事故 | Comments(0)

 

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