「綱とり」

　大相撲初場所（両国国技館）の注目は、ナンといっても大関・稀勢の里の「綱とり」でした。

　しかし、５日目のきょうは碧山（東前頭３枚目）の一方的な押しに、あえなく敗退。初日には豊ノ島（東前頭筆頭）のすくい投げに敗れており、序盤戦で３勝２敗とは・・・・。平幕相手に２敗するようでは、「綱とり」も絶望的です。

　それにしても、相手にあわせようとしない？立会いのマズサ。腰も高く、中途半端な取り口には、大関の風格？さえ感じられない相撲が続いています。

　一方、入幕３場所目で、まだ大銀杏も結えない遠藤（西前頭１０枚目）は、同年代の高安に勝って４勝１敗。昨日は宝富士（東前頭７枚目）の寄りをこらえ、土俵際で逆転の下手投げ。連日、館内を沸かせています。

　序盤を終わって、無敗は横綱・白鵬ただ一人。このままでは興味もスッカリ冷めてしまいそうです。・・・・・これから波乱はあるのでしょうか、ガンバレ、稀勢の里！。