春爛漫、ワクワクしてきます
2006年 05月 04日
同紙の企画にはもう一つ、地域面に県内の隠れた桜の名所を紹介する「2006サクラ日記」があります。実は、私もやがては県内一、いや日本一になるのではないかと期待しているところが先日掲載されていました。それは由利本荘市・芋川(いもかわ)堤防の桜です。記憶にある方もいるでしょうが、平成10年8月の梅雨前線豪雨による災害を受け、平成14年までに全長約10kmの河川改修工事が行われました。それをきっかけにして、市民の皆さんが桜の植樹に着手。旧本荘市川口地区から旧大内町北福田地区までの堤防沿い9.9kmに2001本の桜が植えられているのです。その桜が咲き出したとありました。まだ若木ですが、10年、20年もするとすばらしい桜の回廊になると思います。まさしく「ヘリコプターで上空から見てみたい」と言われるくらいの名所になるでしょう。
昭和のブルーメッセをはじめ西目のハーブ園、大潟の菜の花ロード、若美のチューリップ、千畑のラベンダー、山内の芝桜、小坂のアカシアなど等、県内では素敵な場所が増えてきました。花を見て怒ったりする人がいないように、どんな花でも心を癒してくれるものです。農林業が基幹産業の秋田県ですから、景観も大切な財産です。四季を通して県内各地にもっともっと花が咲く、そうしたプロジェクトを進めたいと思います。荒廃する休耕田の増加や過剰作付けで苦悩するより、綺麗な花園に変えましょう。
by shouichiro_sato | 2006-05-04 17:25 | 秋田県 | Comments(1)

建物を建ててそこに人を集めるやり方では、人を移動させるだけで、こちらが流行れば、あちらがつぶれると言う今までとなんら変わりなく思えます。空き地に花を植えたい。そしたら、また歩く町になるし、観光客も増えると思いませんか。同じ人を移動させるだけの街づくりはやめて、そこそこに親しめる人のすみ分けも必要なのではないでしょうか。
私は今、自分の住む北部地域にも花作戦を広げる準備をしています。このプランは、各家庭、個々が地域人である繋がり、自覚、誇りを得られるように薦めるもので、その結果が、地域の活性化になればいいと願っているものです。
花を求めて人が集まります。秋田市の中央街区の開発には建物が先ではなく、人が先と考えて、花を植えることを提案したい。
北部地区は、住人の意識が自然に花を咲かせ、気がついたら、町が活性化していたという、ソフト面からのプランにします。こんな形でも、佐藤さんのプロジェクトの応援になるでしょうか。