ガソリン高騰
2013年 07月 18日
経済産業省資源エネルギー庁の発表でも、16日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、1ℓ当り155円20銭で、前の週の8日に比べて2円50銭も値上りしているとか。この4月以来、ほぼ4ヶ月ぶりの高値水準となっています。
原因は中東情勢を受けて市況が値上りしている上に、円安ドル高が続いているため。輸出中心の製造業にとっては追い風になっている「円安」ですが、国民生活への負担もジワリジワリと表れてきています。
こんな時こそ、国民の負担軽減をめざして(ガソリンの)暫定税率の縮小・廃止が議論されてもいいと思うのですが、全く聞こえてきません。アベノミクスで景気が回復して税収が増えるとするならば、一方で負担増になる部分をしっかりフォローしないと、片手落ちです。
21日に投開票が行われる参院選では与党の自民・公明両党の圧勝が予想され、国会における「衆参のネジレ」が解消されると思われますが、野党の民主党が掲げる「暮らしを守る力になる」というキャッチフレーズこそ、政権党がしっかり果たさなければならない仕事でしょう。
by shouichiro_sato | 2013-07-18 22:31 | 国政・時事 | Comments(0)