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ひきこもり・腎疾患

 秋田県では今年度から、新規事業として「ひきこもり」と「腎疾患」の対策に取組みます。

 国の調査によると、県内にはひきこもり状態の人が5900人ほどいるとのこと。計画では、秋田市にある県精神保健福祉センター内に「ひきこもり相談支援センター」を設置し、コーディネーターとして専任職員2人を配置。概ね18歳以上のひきこもり状態にある人やその家族を支援します。

 電話や面接、訪問による相談業務を行うほか、関係者による連絡協議会も設置します。さらにひきこもりに関する情報発信、人材の育成にも取組みます。開設時期は10月1日(予定)。

 一方、腎疾患に関する検査や移植体制を構築して、腎臓病の予防と腎移植医療の普及啓発を実施するため、秋田大学医学部付属病院にある腎疾患先端医療センターに、「腎移植推進体制構築業務」を今年度から3年間に亘って委託します。

 県内には人工透析を受けている患者が2000人以上いますが、生体腎移植の件数は年間で20件ほど(最近の平均)。今までは製薬会社の寄付行為で行われてきた同センターの研究等でしたが、県が直接支援することで、医療提供体制が一層充実するように期待しています。

by shouichiro_sato | 2013-06-17 23:00 | 秋田県 | Comments(0)  

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