人口動態統計

　５日に厚生労働省が発表した平成２４年１月～１２月の人口動態統計によると、秋田県の状況はワースト記録を更新していました。

　出生率は人口千人に対して６．２で全国順位４７位（全国は８．２）。平成７年から１８年連続の最下位です。
　
　死亡率は人口千人に対して１４．０で全国１位（全国は１０．０）。その内、がん（悪性新生物）による死亡率は人口１０万人に対して３８６．７人で、平成９年から１６年連続で第１位。（全国は２８６．４人）。脳血管疾患による死亡率も人口１０万人に対して１６６．３人で、全国１位（全国は９６．５人）となっています。

　自殺者数は昨年より５３人減って２９３人と、昭和５５年以来で初めて３００人を下回ったものの、自殺による死亡率は人口１０万人に対して２７．６人（全国は２１．０）。平成７年以来、１８年連続で全国１位。

　そうしたことから、出生数から死亡数を減じた自然増減率は、人口千人に対して－７．８で、全国４７位。婚姻率も人口千人に対して３．８（全国５．３）で、１３年連続して全国順位４７位です。

　他には離婚率が全国順位４６位となる人口千人に対して１．４１組（全国では１．８７組）など、興味深いデータがありました。