人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地方点描

 秋田魁新報の地域面に掲載されているコラム「地方点描」に、4月16日まで2期8年間、羽後町長を務めた大江尚征さん(67歳)の退任の言葉が紹介されていました。「若い人は夢を持ち仕事に当たってほしい。夢を持つことは若さの特権だ」と呼び掛け、若手職員に積極的な仕事を促した言葉には大江さんの愛情が感じられ、(筆者も)胸に響いた・・・・。最後の挨拶を終えた大江さんの表情からは「やれることはやった」という満足感がにじんでいた、とも書いています。

 大江さんは1971年に町職員となり、(湯沢雄勝地域で最も早く)特別養護老人ホームの整備と運営に奔走。福祉課長補佐から総務課長となり、助役を経て町長に初当選。45年間にわたって住民福祉の向上に尽力されてきました。大江さんのご労苦には、私も心から感謝申し上げます。

 ところで、歴代の羽後町長で任期満了で退任したのは大江さんが初めてです。初代の菊地氏(2期)、次の佐藤氏(1期)、3代目の佐藤氏(5期)は、いづれも激しい選挙戦で新人にバトンタッチ。4代目の柴田氏(2期)は再選を果たしたものの辞職。5代目の鈴木氏(1期)は私と交代。私は3期目途中で知事選に出馬して失職。ゆえに、どの方も職員の拍手で送られることはありませんでした・・・・。

by shouichiro_sato | 2013-04-24 21:36 | 羽後町 | Comments(0)  

<< バトンタッチ 所信表明 >>