斉藤氏、大差で能代市長に当選
2006年 04月 24日
かつては東洋一といわれた木都・能代市にとって、低迷する経済の再建や閉塞感からの脱却は喫緊の課題であり、斉藤氏の県議・参議院議員として培った経験や実績に期待する声が大きかったことでしょう。地元出身でないことや有権者の少ない旧二ツ井町に居住することで、選挙ではさまざまな批判中傷もあったでしょうが、一日も早く市民との融和を図り、市民の力を結集して新能代市の建設に邁進してほしいと願っています。得票数から見るかぎり、地域感情の対立もない結果ですので、市民の皆さんの一致協力したまちづくりを期待しています。
同日、三種町では旧八竜町長の佐藤亮一氏、八峰町では旧八森町長の加藤和夫氏がそれぞれ当選し、これで合併で誕生した全ての市町のリーダーが決まりました。県内ではこれで69人から25人に首長は減ってしまいましたが、皆さんにはそれぞれの自治体はもとより、県民のリーダーとして連携して郷土秋田の発展に力を発揮されるよう、お願いいたします。
ただ、「これほどの票差になるとは思わなかった」と、それぞれの候補者が述べていましたが、「選挙ばかりは開けてみるまでわからない」もの。勝者と敗者の経験がある私も、事実、結果が出るまではいつもハラハラ・ドキドキの連続でした。そして当選した時には相手候補へ寄せられた得票に耳を傾けること。敗れた時には相手の方に私へ投票してくれた人の声を無駄にしてほしくないと思ったものでした。何はともあれ候補者の皆さん、関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
by shouichiro_sato | 2006-04-24 18:46 | 秋田県 | Comments(0)