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「ホワイトアウト」

 台風並みに発達した低気圧の影響で、凄まじい暴風雪になった2日午後、北海道では雪で埋もれた車内や、車から出て避難しようとした人たちなど9人が、一酸化炭素中毒や寒さで亡くなりました。携帯電話で連絡を取っていたにもかかわらず遭難するなど、何んとも気の毒な出来事です。

 当時の事故現場では、「目の前の視界が全くなくなる『ホワイトアウト』現象になっており、方向感覚もなくなっている」と、ニュースは伝えていました。自宅や避難先として目指した建物の目の前で亡くなっている人もいて、残念でなりません。

 思い出せば私も20数年前、午前4時頃に夜行列車で来るお客さんを湯沢駅に迎えに行こうとして、(猛吹雪で先が見えず)吹き溜まりの雪に突っ込んだことがありました。幸い、1時間後に除雪車が通りかかり救出されたことがあります。昨冬は娘の車が峠道で立ち往生し、多くの皆さんの協力を得て脱出。未明に雪にまぶれて帰宅した出来事もありました。今年も1月26日の深夜に、「ゆきとぴ七曲・花嫁道中」の女性スタッフが猛吹雪で帰宅できず、除雪車の出動を要請しています。ゆえに、今回の事故も他人事ではありません。

 北海道では台湾からの観光客23人を乗せたバスも、屋根まで雪に埋もれて14時間以上も立ち往生しています。あまりの暴風雪で運転手が車外へ出ることは出来ず、「排気口が雪で埋まらないように気をつける」などというマニュアルは、まったく役にたたなかったとか。

 雪国ならば何処でもありうる出来事だけに、最悪の場合を想定はしておく必要があります。今回の事故の教訓からは、「車が埋まってしまったらエンジンを切る」「車外へは出ずに救助を待つ」。夜間であれば「室内灯は点けておく」ことも必要でしょう。・・・・・自然の猛威は必ず繰り返されます。

 犠牲になった9人の皆様のご冥福、心からお祈りいたします。合掌。

by shouichiro_sato | 2013-03-04 23:26 | 事件・事故 | Comments(0)  

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