入試を中止?

 橋下徹大阪市長は17日、市立桜宮高校の体育系2科の入学試験を中止する方針を表明しました。同校の2年男子生徒がバスケットボール部顧問の体罰で自殺した問題を受け、「生徒1人が亡くなっているのに何で入試なんかできるのか」「生徒を迎え入れる態勢はできていない」と述べています。

 これに対して、市教育委員会は21日に会議を開いて判断するとか。

 ただ、受験生や保護者、市民からは「体罰問題と入試は別」「受験生がかわいそう」という声が大きく、「学校現場に混乱が起きている」と言われています。しかし、橋下市長は「教育委員会が決めたことに自動的に予算が付くわけではない」と予算執行権を持ち出して市教委を牽制しています。その上「僕に対しては選挙で落とすという手段が有権者には与えられているわけですから」と、強気な姿勢を崩していません。

 男子生徒の自殺が明らかになって10日余り。以前から顧問の体罰に関する問題が提起されていながら、学校の調査や教育委員会の対応は真実を把握せず、「実績のある顧問」として目を瞑ってきたようです。報道で知る範囲では教育現場の特異な、閉鎖的な体質があるように感じていました。

 市教委が抜本的な改革案を示さない限り、同校の体育系2科の存続は難しいでしょう。常識的な判断を超える、橋下氏らしい決断です。

by shouichiro_sato | 2013-01-18 22:46 | 社会・話題 | Comments(0)  

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