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ボーイング787

 きょう午前8時25分頃、山口宇部空港から羽田空港に向かっていた全日空692便が、香川県上空を飛行中に機内で煙が発生し、約20分後に高松空港に緊急着陸。乗客乗員137人は脱出用シューターで緊急脱出しました。機体はボーイング787型です。

 787は低燃費で長距離飛行ができる最新鋭の機体ながら、今月7日には米国・ボストンの空港で駐機中に補助バッテリーから出火したり、8日には同空港で燃料漏れが発生。その後も国内でオイル漏れや操縦席の窓ガラスが割れるなど、トラブルが続いています。

 ボーイング社からはすでに各国の航空会社に50機が納入されており、そのうち全日空が17機、日本航空が7機保有しているとか。トラブルの続発で両社は保有する全ての787型機の欠航を決めました。

 日本のメーカーが全体の35%の部品製造を手がけるなど、「準国産機」といわれるほど関わりの深い機体だけに、原因を徹底究明しなければなりません。燃費効率がよくても、安全・安心が疎かにされてはたまりません。

by shouichiro_sato | 2013-01-16 23:34 | 事件・事故 | Comments(0)  

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