体罰と自殺

 大阪市立高校のバスケットボール部の主将だった2年生の男子生徒(17歳)が、先月23日に自殺した問題で、市教育委員会は顧問教諭(47歳)から顔を殴られるなどの体罰を受けていたことを明らかにしました。

 同教委の調べに対して顧問教諭は、体罰の回数は「自殺の前日に加えて、1、2度」と述べたようですが、亡くなった生徒の両親は「それどころではない、もっと多い」と反論しています。男女50人いる部員も学校が行ったアンケートに対して、21人が複数回の体罰があったと回答していました。生徒は亡くなる前日にも教諭に顔を殴られており、遺体からは口が切れる傷も確認されていました。

 同校バスケ部はインターハイに3度出場するなど、大阪府の強豪校として知られていながら、顧問教諭については試合途中で生徒を殴るなどの行動があり、市教委には昨年度「体罰の傾向がある」との情報が寄せられていました。しかし、学校は「体罰はなかった」と報告していたとか。

 教諭は体罰ではなく「指先で触れただけ」とも弁解しているようですが、「体罰とはどういうものなのか」を理解することなく、熱血指導と思い込んでいたのでしょうか?。スポーツの現場では生徒のガッツ、意欲を引き出すために「喝」を入れることはよく見かけるものの、自殺にまで追う込んでしまうとは・・・・。今回の出来事も事実関係を徹底調査する必要があります。

by shouichiro_sato | 2013-01-08 22:03 | 事件・事故 | Comments(0)  

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