体罰と自殺
2013年 01月 08日
同教委の調べに対して顧問教諭は、体罰の回数は「自殺の前日に加えて、1、2度」と述べたようですが、亡くなった生徒の両親は「それどころではない、もっと多い」と反論しています。男女50人いる部員も学校が行ったアンケートに対して、21人が複数回の体罰があったと回答していました。生徒は亡くなる前日にも教諭に顔を殴られており、遺体からは口が切れる傷も確認されていました。
同校バスケ部はインターハイに3度出場するなど、大阪府の強豪校として知られていながら、顧問教諭については試合途中で生徒を殴るなどの行動があり、市教委には昨年度「体罰の傾向がある」との情報が寄せられていました。しかし、学校は「体罰はなかった」と報告していたとか。
教諭は体罰ではなく「指先で触れただけ」とも弁解しているようですが、「体罰とはどういうものなのか」を理解することなく、熱血指導と思い込んでいたのでしょうか?。スポーツの現場では生徒のガッツ、意欲を引き出すために「喝」を入れることはよく見かけるものの、自殺にまで追う込んでしまうとは・・・・。今回の出来事も事実関係を徹底調査する必要があります。
by shouichiro_sato | 2013-01-08 22:03 | 事件・事故 | Comments(0)