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政権奪還

 16日に投開票が行われた第46回衆院選挙は自民党が294議席、公明党が31議席を獲得し、自公合わせて衆議院(定数480議席)の3分の2を超える325議席という大勝。約3年4ヶ月ぶりに政権奪還を果たしました。

 民主党は選挙前の230議席から激減し、結党以来の最低となる57議席。注目された第三極では日本維新の会が54議席(選挙前は11議席)、みんなの党が18議席(同8議席)と伸ばしたものの、日本未来の党は9議席(同62議席)しか獲得できず、明暗を分けました。

 既成政党でも共産党は8議席(同9議席)、社民党は2議席(同5議席)。新党大地(同3議席)と国民新党(同2議席)は各1議席と、それぞれ後退。新党日本(同1議席)と新党改革は議席を獲得できませんでした。

 小選挙区制度の特徴とはいえ、前回の選挙で政権交代を果たした民主党への期待が失望となって、全国的に逆転現象が発生。菅直人前首相は小選挙区で落選しながら比例で復活当選。野田内閣の現職閣僚も8人が落選するという前代未聞の結末が、今回の選挙の特徴を現しています。

 ただし、自民党勝利の要因は民主党の敵失であることから、ここはしっかりと兜の緒を締めて、またぞろ次回に同じようなこと?が起こらないよう、自公両党には賢明な政権運営を望みたいものです。

by shouichiro_sato | 2012-12-17 23:26 | 12・総選挙 | Comments(0)  

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