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序盤情勢

 今回の衆院選挙について公示日(4日)と5日の両日、通信・新聞6社が全国の有権者を対象に行った電話世論調査の結果が、きょうの各紙に掲載されています。それによると、いづれも自民党が単独過半数(241議席)を上回ると予測。公明党と合わせ300議席をうかがい、政権奪還の公算が大きくなったと伝えています。

 民主党は公示前の230議席から激減し、70~80議席と3分の1になる見通しで、日本未来の党、日本維新の会、みんなの党といった第3極の勢力は伸び悩んでいる模様。共産党や社民党などは公示前の議席を下回る可能性もあります。

 最近の世論調査は精度が高く?なっていることから、(自らの選挙経験からして)こうした報道があると優勢なところは「気が緩み」、劣勢なところは「ショックが大きい」もの。ただし、調査時点で「まだ決めていない」人が30~50%ほどあり、今後の動向で情勢が大きく変わることも予想されます。

 来週の初めには中盤情勢の調査があるでしょうから、そこでどう変わってくるのか。2000年の衆院選挙では自民党の森嘉朗総裁(当時)が、世論調査報道の後に「無党派層は寝ていてくれればいい」と発言して一気に逆風が吹いたように、優勢だからといっても油断は禁物です。

 尚、秋田県内3小選挙区の情勢は各紙によって微妙な違いがありました。参考までに・・・・

1区 「富樫氏、寺田氏競り合う」(秋田魁) 「富樫候補が優位」(読売)
2区 「金田氏先行、追う川口氏」(秋田魁) 「金田候補、川口候補横一線」(読売)
3区 「御法川氏と村岡氏、互角」(秋田魁) 「御法川候補一歩リード」(読売)

by shouichiro_sato | 2012-12-06 22:27 | 12・総選挙 | Comments(0)  

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