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トンネル事故

 2日午前8時頃、山梨県の中央自動車道上り線・笹子トンネル(全長4.8㌔)内で、コンクリート製の天井板が約130メートルにわたって崩落し、通行中の車3台が巻き込まれて9人が死亡する大惨事が発生しました。

 原因はまだ明らかになっていませんが、天井板をつっている金具(ボルト)が、トンネルドームの天井部分から抜けていることから、(1977年の)開通から35年が経過した施設の、老朽化の可能性も指摘されています。

 トンネル崩落事故といえば、1996年2月に北海道の国道229号・豊浜トンネルの上部岩石が大崩落して20名が亡くなった事故がありましたが、トンネル内の天井板が落下するケースは初めてとか。同じような構造のトンネルは全国各地にあり、早急に安全をチェックをする必要があります。

 県内でも1976年に開通した国道46号・仙岩トンネルが該当しています。インフラ整備が進むなかで、老朽化した施設のチェックとメンテナンスは充分だったのか。「公共事業の削減」の陰で、高速道や国道などの道路施設の維持管理が疎かになっているのではないかと、気になっている昨今でした。

by shouichiro_sato | 2012-12-03 22:38 | 事件・事故 | Comments(0)  

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