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「第三極」合流?

 衆議院解散・総選挙の日程が固まったことから、民主党議員の離党や新党の動きが活発になってきました。中でも注目されるのは、政策や理念を棚上げして「大同団結」をめざしている石原慎太郎・前東京都知事らの行動です。

 民主党や自民党などの既成政党を批判する声は大きいものの、橋下徹大阪市長らが立ち上げた「日本維新の会」は思ったより支持率が向上せず、拡がりがありません。5人の国会議員がいれば政党要件を満たすことから、ここにきて民主党からの離党や新党の立ち上げも目につきますが、候補者が乱立すれば共倒れの可能性が大きくなります。

 石原氏はあす橋下氏と会談し、「一つにまとまって、新しい政党をつくる」と意気込んでいるものの、原子力政策やTPP、消費増税などについて考え方の違う政党が連携できるのか。「太陽の党」「減税日本」「みんなの党」「日本維新の会」の4党の合流は、かつて離散集合を繰り返した小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏、菅直人氏らが、党綱領をつくることなく「民主党」で結集した当時と同じように思えてなりません。

 12月4日の公示までは、たったの18日。選挙協力は可能だとしても、各代表が看板となっている政党の(ドサクサ紛れの)合流に、国民の支持は得られるのでしょうか?。

 ところで秋田3区には、「国民の生活が第一」の現職(元は民主党)と「自民党」の元職、「民主党」「共産党」「太陽の党」の新人、合わせて5人が立候補するものと思われます。これほど選択肢がある選挙は初めてであり、今回は各党の公約をしっかり対比してみたいと思います。

by shouichiro_sato | 2012-11-15 23:48 | 12・総選挙 | Comments(0)  

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