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ハタハタ漁獲枠

 ハタハタの漁獲枠は推定される資源量の半分に、国内の資源管理漁業に用いられる「安全率0.8」を乗じて決定されるとのこと。その結果、今年(9月から来年6月までの漁期)の漁獲枠は2700トンにすることを、県と県内漁業協同組合で構成するハタハタ資源対策協議会が決めました。

 昨年より100トン少ないものの、漁が解禁された1995年以降では3番目(最高は08年の3000トン)の多さです。2歳の中型魚(17~20cm)が主体で全体の約54%、1歳魚(15~17cm)が約44%、20cm以上の3~4歳魚は約2%と推定されています。

 朝夕はスッカリ寒くなり、きょうのように時雨れる時には、鳥海山にも中腹くらいまで雪が降ったことでしょう。これから海水温が下がってくればハタハタの接岸も近づいてきます。今では一年中、店頭に見られるハタハタですが、ヤッパリこれからの季節ハタハタが一番。楽しみです。

 ただし、昨年漁期の漁獲量は、2800トンの漁獲枠に対して実際は69%の1937トンでした。日本海の広い海域での推定ですから、難しい面があるとしても、今年は豊漁を期待しましょう。

by shouichiro_sato | 2012-10-24 23:06 | 産業振興 | Comments(0)  

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