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やるべきこと・・・

 野田総理大臣はNHKの「クローズアップ現代」に出演し、衆議院の解散に向けて「社会保障制度改革国民会議を立ち上げ、向こう1年以内に医療や年金の在り方をまとめなければならず、経済の再生もしっかりやらなければならない。さらに、国会議員の定数削減など身を切る改革も、決めなければならないことを決める政治の前提条件だ」と述べ、やるべきことをやりぬいた後で国民の信を問うことを強調しました。

 消費増税関連法案の採決前に自民党の谷垣総裁と衆議院の解散を「近いうちに」と約束したものの、これでは今国会中はもとより、いつになるのか全く見通しが立たない状況です。

 きょうは衆議院の委員会で、(野党が欠席する中で)議員定数を削減する衆院選挙制度改革関連法案を民主党単独で可決。既に強行可決している公債発行特例法案とともに、明日にも本会議で可決して参議院へ送る方針ですが、与野党が逆転している状況では可決・成立は極めて困難。決める政治どころか、解散・総選挙を先延ばしするための駆け引きが目立つ運営になってきました。

 いづれにしろ、参議院で野田首相問責決議案が可決されれば審議は全面的にストップ。臨時国会に課題を先送りしたところで状況は同じですから、ここらあたりが潮時。これ以上頑張っても時間の無駄づかいであり、早期に国民の審判を仰ぎましょう。

by shouichiro_sato | 2012-08-27 23:24 | 国政・時事 | Comments(0)  

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