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総理の釈明

 原子力事故に対する備えが不十分で、時の首相も自らの役割や権限を把握しておらず、混乱が拡がっていった実態が明らかになりました。

 菅直人前首相はきょう、国会の東京電力福島第一原発事故調査委員会に参考人として出席し、津波への事前の備えや事故後の対策が不十分だったと陳謝したものの、原子力緊急事態宣言の発令が遅れたことについて、「宣言の遅れによる(事故対応には)支障はなかった」と釈明しました。

 また、事故発生の翌日早朝に現地を視察したことについては、「現場の皆さんの考えや見方を知る上で、顔と名前が分かるという意味で、極めて大きなことだった」。

 政治主導で、かつ理工系出身で「原子力に詳しい?」と自負する菅氏ゆえに、その行動が現場を混乱させたのではないか。さらには当時、外国人からの献金問題が発覚して絶体絶命の状況にあっただけに、冷静な判断ができなかったのではないか。真相はまだまだ・・・・、の感じです。


 《 カメラスケッチ・庭のツツジ 》

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   (写真・我が家の周囲の山々は新緑が鮮やか。庭では山ツツジが満開です)

by shouichiro_sato | 2012-05-28 22:13 | 国政・時事 | Comments(0)  

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