高速ツアーバス
2012年 04月 30日
27日夜に東京を出発し、金沢までを往復していた運転手(43歳・自らも重傷で入院中)は、「居眠りをしていた」と説明しているとか。連休を利用して楽しい旅を夢に見ていた人たちにとって、悪夢の出来事になってしまいました。
格安な料金が売り物の「高速ツアーバス」の人気は高まるばかりで、この5年間で全国の利用者は30倍にも増加。2010年には約600万人もの人が利用していました。ただし、旅行社が貸し切りバス会社からバスをチャーターして運行する高速ツアーバスは、中小の業者が多いために安全面への懸念も指摘されていたとか。大惨事となったこのバスの運転手には「無理な運行で疲労が重なっていたのではないか」との見方も出ているようです。
防音壁がバス車体の後部座席まで突き刺さるという、前代未聞の大事故。安全を確保するためにガードレールなどの道路設備がある中で、防音壁が車内に突き刺さるとは・・・・、想定外の出来事が続く昨今です。
by shouichiro_sato | 2012-04-30 22:37 | 事件・事故 | Comments(0)