陳情

　田代地区各種団体協議会（会長・長谷山信介さん）ではきょう、「町道北沢線の冬季通行確保に関する陳情書」を羽後町と町議会に提出しました。

　町道北沢線は豪雪の影響で先月１０日午後３時から通行止めになっており、まだ通ることができません。毎日の通行量が１千台を超える田代地区の幹線道路だけに、国道３９８号や県道・七曲峠を迂回するには通勤時間の掛かり増しや燃料代など、大きな負担になっています。

　北沢線は１０数年前に開通してから、例年３月頃に雪崩防止のため、数日間通行止めにして排雪作業をしていましたが、長期にわたる通行止めは昨年（１月中旬～３月下旬）に続いてのこと。地域の住民からは「毎年こうなるのではないか」という懸念の声が強まっていました。

　きょうの陳情には長谷山会長と田代振興会の菅原静夫会長、軽井沢振興会の佐々木吉一会長、上到米振興会長の私も出席し、田代地区の全３２集落代表を含む各種団体等、６６代表の署名簿を持って、大江尚征町長に冬季通行の確保のための調査と検討をされるよう、具体的な対応をお願いしてきました。

　尚、当地ではここ数日穏やかな天候が続いており、北沢線の峠付近の道路脇の雪の壁は４ｍ近くあったものが３ｍ以内になってきていることから、来週にも開通できるの見通しであることが建設課長から報告されています。