学校統合
2012年 02月 27日
市町村合併から7年目となる大仙市では、旧西仙北町や旧神岡町、旧南外村で大規模な小・中学校の統合を実施。美郷町では旧町村にあった3校の中学校を1校に統合。横手市では西部にある旧2町1村の中学校を統合して新しい学校が誕生します。
秋田魁新報によると、5年前に比べて小中学校合わせて58校が減ることになり、今後も学校再編が進む見込みだと伝えています。
秋田県の児童生徒の減少傾向に歯止めはかかっておらず、今後も毎年1500~1800人程度減り続ける見込みとのこと。
以前は「小規模でも地域から学校を無くさないで」という声が大きかったものですが、スクールバスを利用した通学の足の確保や教育環境の整備を求める保護者も多くなり、学校再編が加速しています。
こうした背景には全国的な過疎と過密現象と合わせて、地方でも都市部と農山村部の人口格差が拡大してきたこと。産業構造の急激な変化と大掛かりな市町村合併が、さらに地域の低迷・停滞に拍車をかけていると言っても過言ではありません。
by shouichiro_sato | 2012-02-27 22:04 | 秋田県 | Comments(0)