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人口減少

 2010年に1億2806万人だった日本の総人口は、48年に1億人を割り、60年には今より3割減の8674万人になる・・・。厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が10年に行われた国勢調査に基づいて算出し、きょう公表した50年後の予測です。

 さらに、60年には65歳以上の高齢者の割合が4割になるという。ピラミッド型の人口構成が騎馬戦型を経て肩車型になり、1人の高齢者を支える働き手の数(生産年齢人口)は10年の2.8人から1.3人に減るとか。

 人口の著しい減少は日本社会の全ての面で「仕組みと在り方」に関わってくるだけに、重要な課題です。医療や介護などは進化・発展するでしょうから、平均寿命はさらに延びることでしょう。長寿社会がこれからも続く以上、子供の出生数を維持するための方策があらゆる分野で必要です。

 50年という歳月は長いようで、過ぎてしまえば「アッいう間」のこと。政治も目先のことにばかり追われていて、後で取り返しがつかない事態にならないよう、先を見通した政策論戦を展開してほしいものです。

by shouichiro_sato | 2012-01-30 22:06 | 社会・話題 | Comments(0)  

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