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監視カメラ

 指名手配されていたオウム真理教元幹部の男が12月31日、警視庁丸の内警察署に出頭して逮捕されたことで、17年間に及ぶ逃亡生活の捜査が進められています。きのう10日未明には一緒の行動をしていたとされる女性が警視庁大崎署に出頭し、犯人蔵匿の疑いで逮捕されました。

 この一週間余の間に、捜査本部は男の行動に関わる数枚の写真を公開して情報提供を呼びかけてきました。中でも、新大阪駅で新幹線ホームのエスカレーターを利用している写真などは、鮮明に男の様子を捉えていました。

 これらの写真は街中にある監視カメラが写したものですが、今や私たちの周りには多くの「カメラの目」があることに、改めて驚きました。犯罪の防止や記録には欠かせない存在として、「どこかで見られている」とすれば、普段の何気ない行動にしても緊張してしまいますネ。

 高速道路はもちろん、主要国道には数ヶ所に通行車輌を記録するカメラ装置がありますし、銀行のATMコーナーやショッピングセンター、繁華街、ホテル、広場など、監視カメラの設置されていない場所を探すのが難しいくらいです。(もっとも、こうした記録はどれくらいの期間保存されているのでしょうか。勝手に写されているほうとしては興味がありますが・・・)

 私事ながら先月、大手のホームセンターで浄化槽の機材を探して、参考までに価格を記録しようと携帯電話のカメラを使ったら、係員に呼び止められました。素直に事情を話して了解いただきましたが、係員曰く「防犯カメラで見ていました」とのこと。キョロキョロしたり、不審な行動?には皆さんもご注意ください。

 ところで、広島刑務所ではきょう午前、服役中の受刑者が脱走。同所には98台の監視カメラがあったものの、チェックしている職員は一人だけで脱走の瞬間を見逃していたとか。逃走した男は午後9時現在、まだ見つかっていません。

by shouichiro_sato | 2012-01-11 21:07 | 事件・事故 | Comments(0)  

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