空き家条例
2011年 12月 14日
今年の1~3月に記録的な豪雪に見まわれた横手市では、空き家が雪の重みで倒壊する被害が出たほか、空き家に雪が積もって危険だという苦情が市民から多数寄せられました。市の調査では約700棟も空き家があるとのことですから、已むを得ません。
そうしたことから、条例では倒壊や破損の可能性が高い空き家の所有者に雪下ろしや建物の安全確保を指導、勧告、命令できるとし、従わない場合は所有者の氏名を公表することにしています。
ところで、横手市に限らず県内では空き家が目立ってきました。空き家といえば、今までは山間僻地に見受けられるものでしたが、最近は市街地でも荒れた家屋が目につきます。様々な事情があるにしろ、そのまま放置されていては事故にもなりかねません。雪対策のみならず、そうした空き家に対する法的な規制や処分ができないのか。市町村の自治を超えた抜本的な対策が必要です。
by shouichiro_sato | 2011-12-14 21:51 | 地方自治 | Comments(0)