雪が降る
2011年 11月 21日

朝、外へ出ると一面が雪景色、いよいよ本格的な冬の到来でしょうか。 (写真・自宅前で)
家の雪囲いや畑の後片付けなど、冬を迎える準備はほぼ終わっているものの、積もった雪を見ると身も心も引締る思いです。
そんな寒い日のきょう、故高橋規矩哉さん(享年96歳・軽井沢)の神葬祭が行われました。高橋さんは元羽後町議会議員。戦後の捕虜生活から帰還し、地元の農業共済組合に勤めた後、町では最初の誘致企業・「東北ジャンプ㈱」の管理部長として、縫製の仕事を普及。農村女性の皆さんに新しい活躍の場を提供してきました。町内の企業で組織する「町工業クラブ」の設立にも尽力され、2代目の会長も務めています。
私も町議時代には後輩として、その後も公私にわたってお世話になってきました。誰もが認める愛妻家で、20年ほど前に奥さんを亡くされてからは一人暮らし。ご子息の皆さんに誘われても、最後まで故郷での生活を貫いています。晩年、高瀬ケアセンターに生活支援ハウスが開設された時、第一号の利用者になっていただいたことが、せめてもの恩返しでした。
それにしても今年は、羽後町にとって重要な役割を担ってこられた皆さんの訃報が続いています。
by shouichiro_sato | 2011-11-21 21:30 | 家族・仲間 | Comments(0)