ドラマ・ロケ

　秋田県がロケ地となった韓国の人気ドラマ「ＩＲＩＳ（アイリス）」の制作会社の代表が、「アイリスの続編を秋田で必ず撮るという気持は変わらない。来年には撮影に入りたい」と語っていたことが分かりました。佐竹知事らが１０日から１２日にかけて訪韓した際にソウルのホテルで会談し、本県でのロケに強い意欲を伝えていたとのことです。

　アイリスのロケが本県で行われたことで、ドラマの放送後は韓国から多くの観光客が来県し、秋田の国際交流に大きく貢献したことは周知のこと。東日本大震災と福島第一原発の事故により大きく落ち込んだ外国からの観光客に再びおいでいただくためにも、是非とも「ＩＲＩＳ」続編のロケが早期にできるよう、期待したいものです。

　ところで、様々な映画やドラマの素材に秋田県の豊かな自然や地域の文化が活用されています。羽後町の国指定重要無形民俗文化財「西馬音内盆踊り」もそうした舞台に取り上げられる一つで、この夏に町内でロケが行われたドラマが１８日（金）に放送されることになりました。

　内田康夫さん原作の人気ドラマ・浅見光彦シリーズ「悪魔の種子」で、ＡＫＴ秋田テレビで午後９時からの「金曜プレステージ」。盆踊り保存会の皆さんなどがエキストラとして出演していますから、是非ともご覧ください。

　尚、内田さんは小学生だった戦時中に旧明治村（現在の羽後町明治地区）へ疎開していたとか。先日も取材で「西馬音内盆踊り会館」に立ち寄ってくれたようです。