曖昧?
2011年 11月 13日
反対派の先頭に立っていた山田正彦前農林水産大臣は「交渉参加ではなく、事前協議にとどまったと思っている」。民主党の「TPPを慎重に考える会」役員の京野公子衆院議員は自身のブログで「交渉への参加表明でないことは明白。APECの場で参加表明をさせないことを目標にして運動してきたので、とりあえず歯止めをかけたと受け止める」と、それぞれが野田首相の会見は「交渉参加表明ではない」と認識しています。
しかし、野田首相の発言はどうみてもTPP交渉参加へ踏み出したと解釈されるでしょう。APECから帰国したら、まずは民主党内で真意を確認し、国会でも議論するべきです。国会の集中審議では態度表明をせず、直後の記者会見や日米首脳会談で述べる手法は、国民を軽視した言動です。
by shouichiro_sato | 2011-11-13 23:32 | 国政・時事 | Comments(0)