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隆の山

 大相撲の幕内で最も軽い力士は、体重が98キロの西前頭15枚目・隆の山(チェコ共和国出身・鳴門部屋)。初土俵から十両昇進までは10年余の歳月がかかったものの、初十両の先場所は10勝5敗の好成績。一場所で十両を通過し、今場所に新入幕を果たしています。

 きょうの相手は幕内最重量・199キロの臥牙丸(西前頭11枚目・北の海部屋)。隆の山は立ち合いに左に変わってとったりを狙いましたがすっぽ抜け、押し出しで敗れました。しかし、体重差が101キロもあるという大相撲ならではの対戦に、館内はもとよりテレビ桟敷も盛り上がりました。

 一方、幕内で最も身長の低い力士は磋牙司(西前頭9枚目・入間川部屋)で166cm。わんぱく相撲や高校横綱として活躍し、東洋大学から2004年3月に角界入り。2010年3月場所で新入幕を果たしたものの、怪我で幕下まで陥落しながら、今年の5月技量審査場所では13勝2敗で十両優勝。きょうは身長199cmの芳東(東前頭13枚目・玉ノ井部屋)の懐に入って寄り切りで勝利。

 八百長問題などでお客さんも少なくなっている大相撲ですが、小兵の活躍が気になるこの頃です。

by shouichiro_sato | 2011-09-19 21:25 | スポーツ | Comments(0)  

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