台風12号
2011年 09月 05日
12号は速度が遅く、南からの湿った空気がなだれ込んだ紀伊半島では3~4日間にわたって記録的な豪雨となり、奈良県上北山村では8月30日の降り始めからの総雨量が1800㍉に達しています。
山の土砂が崩れて川を堰き止め、大洪水や土石流が夜間の集落を襲うなど、一夜が明けたきょうのニュースで紹介された各地の惨状は、大津波に匹敵するほどでした。被害が大きかった山間部では道路や通信が途絶え、救助活動も難航している模様です。
「災害に強い町づくり」はどの地域でも目指していることですが、大地震や豪雨など、想定を超えた自然の猛威が続いています。
最近では局地的な豪雨が全国各地で記録されています。秋田県内でも先月には子吉川の支流が氾濫したり、雄物川の堤防ギリギリまで増水する出来事がありました。自分の居住する地域ではどんな災害の可能性があり、緊急時の避難や連絡体制はどうなのか。常に想定しておく必要があります。
by shouichiro_sato | 2011-09-05 23:53 | 事件・事故 | Comments(0)