ガスト
2011年 08月 31日
青森、山形、宮城、福島の4県で細菌性赤痢を発症した15人の内、14人が「ガスト」や系列店で食事をしていたことが判明し、同店を経営している外食大手チェーン・すかいらーく(本社・東京都武蔵野市)は、東北6県と北海道、栃木県の「ガスト」計120店(秋田県内は17店)の営業を自粛することにしました。これらの店には同社の仙台工場から食材が提供されていました。
細菌性赤痢は感染症ですが、5月にあった焼肉店での生肉が原因の食中毒などの出来事でも、チェーン店を通じてあちらこちらで被害がありました。これは食材を提供する拠点が別の場所にあり、そこに問題があれば広範囲に拡がっていくという、大手の外食産業に共通する事例です。
冷凍などの保存技術が発達してきたとはいえ、それに耐性のある病原菌もあるでしょうから、衛生管理には十分に気をつけてもらいたいものです。
by shouichiro_sato | 2011-08-31 22:23 | 事件・事故 | Comments(0)