高速道路無料化
2011年 08月 24日
対象地域内のICで乗り降りすれば無料になる制度上の欠陥?は、当初から指摘されていました。さらに、被災者が普通車で通行する時に無料になる「被災証明書」も、被災の基準が定まらないままに市町村の判断に任せられ、大量に発行されています。結果、ICの出口で激しい渋滞が起きるなど、中途半端な政策になっていました。
大畠国土交通相は23日の記者会見で「第3次補正で予算が確保されたら、その時点から料金システムの変更に着手したい」と述べ、改めて(全車種を対象とする)東北地方の高速道路の無料化の実施について意欲を示しています。東北地方の一部の高速道路では全車種無料化の計画が発表されていたものの、大震災復旧・復興には膨大な財源が必要なために撤回されていました。
東北地方の支援のために、対象路線の無料化と利用料金の軽減を早期に実現してください。
尚、地元の羽後町役場に問い合わせたところ、「被災地で支援活動を行ったり、仕事をしている町民には(高速道路を無料で利用できる)証明書を発行している」とのこと。どんな目的で被災地の県に行くのか、それを証明する書類の提出を求めていました。
by shouichiro_sato | 2011-08-24 22:48 | 社会・話題 | Comments(0)