過剰反応
2011年 08月 09日
7月下旬に検査したところ、放射性物質などは検出されませんでしたが、大文字保存会では現地で護摩木を写真撮影し、京都で別の護摩木に書き写して16日の送り火で燃やすとのこと。放射性物質に対する過剰反応が、被災地を悲しませ、京都の印象をも悪くしてしまいました。
きょうまでに京都市などには合わせて1000件以上の批判の電話やメールがあり、京都五山送り火連合会の事務局である市当局は、市議会で「被災された方々や京都市民、京都ファンの皆さまにお詫びする」と謝罪しました。
原発事故の収束が見通せない中、放射性物質の影響はまだまだ拡がっています。正しい情報の提供と徹底した検査を実施して、過剰な反応による風評被害がないように、政府には万全な対策を望みたいものです。
by shouichiro_sato | 2011-08-09 21:54 | 社会・話題 | Comments(0)