交流施設
2011年 06月 21日
運営は町補助金(50万円)、田代地域32集落・505世帯が負担する会費(1世帯300円)と加盟する14団体の会費(各1000円)等を財源にして、案内や清掃などを行う管理人の配置、雪囲いや雪下ろし、草刈など、施設の維持管理を行っています。
総会では、初めて参加したという集落代表の委員から「多額の税金と各世帯から会費を集めてまで、この建物を維持する必要があるのか」という声も出されましたが、整備した当時の町長として、施設の存在意義や価値を説明したくても、議長を務めていたためにデシャバルこともできず、チョッとばかり消化不良?。10年以上も経過すると地域の状況も変わってくるものだと、時の流れを感じてしまいました。
尚、今年は田代地域での会合に使われている「田代農村総合センター」(田代公民館)が改修工事のために開店休業の状態。旧長谷山邸はその代替施設として、同地域での諸会合の会場として連日使用されています。
そのために、「(昔の建物のままに電燈は裸電球で)照明が暗くて書類が見えない」「(内側からの落とし錠のため)玄関に鍵がなくて不便」「(会合の度に)大きなストーブを移動するのは難儀だ」などの意見も出ました。
修繕時には台所の設備改善やトイレの水洗化をしたものの、基本的には以前の生活様式を継承しています。このままでいいという声もあれば、利用を促進するには改善していくべきだとの声もあり、今後は交流施設としての役割・機能をもう一度、シッカリ議論してみたいと思っています。
《 追 伸 》
さとう正一郎日記「元気な秋田」を創造しよう!は、今回で通算1800回となりました。最近は政治活動から離れているために、身近な出来事や私生活の話題が多くなり、産業振興や県政への提言が少なくなっています。ご了承ください。
それでも、アクセスいただいている皆さんと一瞬でも気持が通じ合えれば、日課となっている執筆活動を続ける楽しみがあります。これからもよろしく、お付き合いください。
by shouichiro_sato | 2011-06-21 22:11 | 地域活動 | Comments(0)