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備蓄物資

 秋田県内25市町村の内、(15日現在で)18市町村で緊急時の飲料水が備蓄されていないことが分かりました。

 県の地域防災計画によると、2万8千人分の備蓄を県と市町村で半分ずつ負担することにしているが、割当や備蓄品目に関する取り決めはなく、市町村が独自に決めているようです。乾パンや米、缶詰などの食料を備蓄しているのも12市町村にとどまっていました。中には東日本大震災の被災地に支援物資として送ったため、一時的に備蓄量が減っている自治体もあった模様です。

 ところで、緊急時の食糧として各家庭などが備蓄できる「保存食」の需要が高まっています。先日訪問したJA秋田おばこ(本店・大仙市)では、大手の食品会社に加工用米を納入しており、さらに拡大される方向にあるとか。食品会社では「米どころの秋田に、加工工場を進出させたい」との意向もあるようで、是非とも実現してほしいものです。

備蓄物資_f0081443_9444372.jpg  (写真・水またはお湯を注ぐだけで食べれるアルファ米は、長期保存食として人気があります。業界最大手の尾西食品㈱が宮城県の工場で製造しているには商品には、秋田県産の「あきたこまち」が使われています)

by shouichiro_sato | 2011-06-17 23:21 | 産業振興 | Comments(0)  

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