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大連立

 野党の提出した不信任決議案が圧倒的多数で否決され、あわよくば「居座り」しようとした菅首相が、(不本意ながらも)早期に退陣せざるを得なくなったことで、民主党と自民党による(期限付きの)「大連立」政権構想が急浮上してきました。きょう放送されたNHK・日曜討論や記者会見などで両党の幹事長が積極的な発言をしています。

 東日本大震災からの復興と日本経済の立て直し、社会保障改革と税の一体改革などの重要課題を解決していくには、衆参がねじれている今の状況では、新たな政治体制をつくらなければならないという思いがあるのでしょう。

 しかしながら、底流には党利党略の思惑も見え隠れしており、離合集散が常の政治の世界にあっては、そう単純な話ではありません。

 こんな状況で、まだまだ政治の空白が続きそうです。

by shouichiro_sato | 2011-06-05 22:13 | 国政・時事 | Comments(0)  

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