工事続行不能
2011年 04月 26日
60年近い歴史をもち、ピーク時の売上げは38億円余。県南の公共施設や農業関連施設などを幅広く手がけていました。横手市にHグレードの工場があり、大手ゼネコンの出先や地元ゼネコンを販路としていたほか、秋田市や仙台市にも関連会社や拠点をもっていましたが、公共工事の減少などで直近の売上げは半分以下になっていたとか。負債総額は2010年9月期時点で、16億2077万円と見込まれています。
同社の創業者は木工建築で事業を発展させた方で、(若い時に大工修行をした)私の父や地域の大工さんたちともご縁がありました。その後は事業の拡大とともに社名や経営者が変わってきましたが、数年前から受注が減って資金繰りが困難になり、今年になってからは受注していた雄勝振興局発注の工事に、続行不能届けを出していたとのことです。
尚、工事が中止されたままの現場では、いまだに片側通行が続いており、苦情が絶えません。こちらは早く工事を再開してほしいものです。工事の中断から3ヶ月も経ちながら、何の説明もない雄勝振興局の姿勢も問題です。早急に今後の見通しを示してください。
by shouichiro_sato | 2011-04-26 22:42 | 秋田県 | Comments(0)